第二海援隊広報・浅井隆コラム紹介ブログ

第二海援隊の広報部が浅井隆社長のコラムを紹介します。

第二海援隊の広報ブログ「2017年経済予測」

第二海援隊 広報部へようこそ。

本日7月14日は、厚生省(現在の厚生労働省)と日本検疫衛生協会が1961年に制定した、「内視鏡の日」だそうです。

私は、先日魚の骨がのどに刺さりどうしても取れず、病院で鼻から内視鏡を入れて位置を確認して骨を取るはめになりました…また先月は胃の検査も内視鏡をやりました。

もう内視鏡を入れるのに抵抗がなくなりました^^;

広報部の他のメンバーは内視鏡が辛かったらしいので、担当の先生の腕によるのですかね!

コツは、すべて身を任せるように身体を脱力することですよ!

 

さて、だいぶ本題から外れてしまいましたが、本日のコラムをご紹介いたします。

 

皆さん、こんにちは。浅井隆です。

今回は、今年最初の経済予測をしたいと思います。
まさかのトランプ当選確定後、
全世界の市場でいろいろなことが起こりました。
日本とアメリカの株高、米ドル高による円安、金利上昇、
つまり債券相場の下落。
なかでも金利上昇は今、大変な事態を日本国内で引き起こしています。

例えば、代表的な金利指標である10年物の日本国債金利ですが、
トランプ当選前はマイナスでしたが、
アメリカの金利上昇に引きずられプラスになってしまいました。
ここで大問題が起きました。
それは、本来銀行というのは預金を集めてそのお金を個人や会社に貸して
その元本返済の利息で食べているわけです。
しかし、バブル崩壊後のいろいろな経済現象の中で
その貸出ビジネスがなかなか難しくなったので
債券投資(日本国債、外債、海外企業が発券する債券など)に
のめり込んだのですが、それが飛んでしまったのです。
金利が上がったということは、債券が暴落したということです。
というわけで、ほとんどの収益を債券に頼っていた一部の地方銀行(地銀)は、
もうアップアップで経営危機に近いぐらいの状況になってしまったわけです。

それを見ていた金融庁がパニックになって、
日本のマスコミではあまり報道されませんでしたが、
年末緊急の全銀行に対する聞き取り調査をやりました。
つまり「おたくの銀行は何を運用して何を持っているか、
そしてどれくらい損が出ているか」ということを、
徹底して調べたというのです。
それくらいのパニック状態になったのです。

というわけで、トランプ相場は日本に重大な影響を与えたわけです。
為替でいえば、トランプ当選前は1ドル=102、3円だったのに
一瞬101円まで円高になったもののその後どんどん円安になり、
一日に1円ずつ位円安になっていきました。
その後、一瞬118円まで円安は進み、
このコラムを執筆している1月11日現在、
1ドル=115円になっています。

今年、アメリカは金利を3回上げると言っています。
そうすると日本は金利を上げられませんから、
ますます日米の金利差が開きます。
アメリカの景気だけがどんどん良くなって、
しかもトランプはフォードなどに対してメキシコに車の工場を作ることをやめろと言う。
フォードなどは「わかりました」と従う。
その結果、メキシコからアメリカ等の自動車産業がどんどん撤退しているんですね。
すると、アメリカだけが良くなるんです。
もちろん100年後はわかりませんが、
この3、4年はアメリカの一人勝ちとなるでしょう。
その結果、日米の金利差がますます開き、
更なる円安ドル高がやってくるというわけです。

これによって日本の金利が上がれば、
日本の国債価格もさらに下がって日銀、その他の銀行も危なくなり、
日本政府が支払う利息も増えてしまいます。
そうすると、今回のトランプ登場によって
日本国の破産の時期が早まった可能性もあります。
私は2025年と言いましたけれど、少し早まって2022年位になるかもしれません。

ここまで円安になるとドルを買いにくいとは思いますが、
米ドルは将来、1ドル=250円を超える日が必ずやってきます。
ですからこれから3、4ヶ月位の間で110円を割るような瞬間があれば、
ここぞとばかりにドルを買うと良いでしょう。
そして『国家破産を生き抜く黄金の法則』として、
まず全財産の3分の1を海外ファンドで所有し、
3分の1を海外の銀行口座に現金で移し、
残りの3分の1を日本での生活用として日本円で持つことをおすすめ致します。

ご自身の財産の総点検と国家破産の対策を真剣に考え、
年末に私が出版した本
預金封鎖、財産税、そして10倍のインフレ!!<上><下>』(浅井隆vs小黒一正)を
熟読していただき、これから来る激動の時代を生き抜いて欲しいと思います。

浅井隆

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

第二海援隊 広報部